【光明】有効な治療法がなく最悪の場合には死に至る病「全身性強皮症」の有効抗体発見
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福井大が皮膚難病に有効抗体発見
全身の皮膚や内臓が硬くなり血管障害などを引き起こす「全身性強皮症」と呼ばれる国の指定難病に有効な抗体を福井大学の研究チームなどが発見しました。この研究は、福井大学医学部皮膚科の長谷川稔教授らの研究チームが行ったもので、20日に長谷川教授が記者会見を開きました。それによりますと長谷川教授は「全身性強皮症」の患者、およそ400人を診察し、血液中にある「フラクタルカイン」と呼ばれる物質が極端に増加した場合に発症リスクが高まることを発見しました。