【研究】「クマの懐でぬくぬくと温まっていたのかも」 デニソワ洞窟内で初期人類とクマが同居していた可能性を示す研究が発表される
「デニソワ洞窟」付近の森
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■シベリア・アルタイ山脈にある「デニソワ洞窟」で、初期人類と肉食動物が同時期に住んでいたことを示唆する研究が発表される■洞窟内の土壌に含まれる堆積物には、初期人類の存在を示すものと同時にクマやオオカミなどの出入りを示すものも見つかった■さらに、他の洞窟内には普通見られる「火を使った痕跡」が極めて少なかったオーストラリア・ウーロンゴン大学により、初期人類とオオカミやクマなどの肉食動物が同居していた可能性を示す研究が発表されました。