【同和マネー】関電金品受領 20年前から「法外な品」 元幹部証言 工事業者からも
社会 2019年10月3日 夕刊
関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役森山栄治氏(故人)から多額の金品を受け取っていた問題で、森山氏が少なくとも約二十年前にも同様に金品を提供していたことが分かった。関電の原子力部門が長かった元幹部が「法外な品」を受け取ったと共同通信の取材に証言した。関電が二日に公表した調査報告書では、二〇一一~一八年に森山氏と接点を持つ役職に就いた人物などを中心に、二十人が約三億二千万円相当の金品を受領していたことが判明。