【総務省】サイバー攻撃対策の切り札として18億円かけて導入したサイバーシステム、使い勝手の悪さやコスト面から一度も使わず廃止
◆ 18億円投入、使わず廃止…総務省サイバー対策政府機関の機密情報を狙ったサイバー攻撃対策の「切り札」として、総務省が2017年度から約18億円をかけて導入したセキュリティーシステムが、一度も使われないまま今年3月に廃止されていたことが会計検査院の調べでわかった。使い勝手の悪さやコスト面から各府省庁が使用を見合わせたためで、総務省は「ニーズの把握が不十分だった」としている。