【京都】「大嘗祭」憲法や差別問題と関係 「身体検査に、身の上調査」「穢れにふれる、言われて…」
天皇の代替わりに伴う大嘗祭(だいじょうさい)の中心的儀式(11月14、15日)で用いる米を収穫する斎田(さいでん)(主基(すき)田)として南丹市八木町の水田が選定されたことは既に報道された通りです。報道によれば、この水田所有者も府知事も「名誉なこと」として受けとめています。が、筆者は、大嘗祭がもつ憲法上の問題や差別問題との関連などを考えた場合、はたして手放しで喜ぶべき事態かどうか、大いに疑問に思います。