【三重】刀剣「村正」第二次世界大戦中に塗布された漆を剥ぎ刀本来の姿に 20日から3日間、特別公開 「正重」も /春日神社
刀剣「村正」特別公開へ 「正重」も 三重・春日神社
第二次世界大戦中に漆が塗布され、太刀の全容が分からなかった桑名宗社(春日神社)=三重県桑名市本町=の神宝「村正」(県有形文化財)が漆を剥いだ刀本来の姿によみがえり、20日から3日間、特別公開される。不破義人宮司によると、戦時中に神職だった祖父の故義幹さんが戦災から神宝を守るため、刀にサビ止め用の漆を塗って、当時の宮司宅に疎開させた。