【シーレーン】海底資源探査、中国が一番乗りか=国際海底機構事務局長 電気自動車用バッテリー 多金属団塊
写真は4日にブリュッセルの国連本部で撮影(2019年 ロイター/Yves Herman)
国際海底機構(ISA)のロッジ事務局長は、海底資源の開発を可能にする国際規則が来年策定されれば、中国がトップを切って探査に乗り出す公算が大きいとの見方を示した。スマートフォンや電気自動車(EV)用バッテリーの需要に加え、供給多様化の必要性を背景に、ニッケル、銅、コバルト、マンガンを含む多金属団塊などの海底資源の開発を求める声が高まっている。