目黒虐待死、父の懲役13年確定へ 双方控訴せず
東京都目黒区で船戸結愛(ゆあ)ちゃん(当時5)が両親の虐待の末に死亡した事件で、保護責任者遺棄致死などの罪に問われ、一審・東京地裁で懲役13年(求刑懲役18年)の判決を受けた父親の雄大被告(34)について、検察側と弁護側の双方が控訴しない方針を固めた。控訴期限の29日を過ぎれば判決が確定する。15日の裁判員裁判の判決は、雄大被告が主導して昨年1月下旬から結愛ちゃんの食事を制限し、顔面を複数回殴るなどして極度に衰弱させたのに病院に連れていかず、3月2日に敗血症で死なせたと認定。