36億円分の覚醒剤を液体に溶かして輸入 逮捕のイラン人「全く身に覚えがない」
覚醒剤を液体に溶かして輸入したとして、神奈川、千葉、埼玉県警などの合同捜査本部は5日、覚せい剤取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで、イラン国籍で住所不詳、自称無職の男(54)を逮捕した。合同捜査本部は、水溶液から覚醒剤約60キロ(末端価格36億円相当)を抽出して押収。組織的な犯行とみて調べている。逮捕容疑は、数人と共謀して7月23日、イランから航空貨物で、覚醒剤を溶かした液体計144リットルをボトル36本に入れて成田空港に送り、輸入したとしている。