【五輪】事務局長「IOCは我々より大きな考えで決定してる」瀬古利彦が激怒も陸連内で温度差 認識のズレで選手意見届けず
日本陸上連盟の強化委員会は5日、都内で東京五輪マラソン、競歩会場の札幌移転が決定したことを受けて会見した。マラソングランドチャンピオンシップ設立などに尽力した瀬古利彦マラソン強化戦略プロジェクトリーダー(63)らがIOCのトマス・バッハ会長による強行決定を批判した一方で、日本陸連内では強化委が集約していた選手、監督などの現場の意見が、陸連内部の認識のずれによって調整委に届けられていなかったことが判明した。