【市VS県】奈良市の宿泊税導入に知事が痛烈皮肉し「県が(観光客を)増やし、そこから税金を取るとは立派なお考え」
ホテルや旅館の利用客から徴収する「宿泊税」。東京都や大阪府などに続き、奈良市が令和2年度中に導入する方針を決めたが、奈良県の荒井正吾知事はこれに対し「県が(観光客を)増やし、そこから税金を取るとは立派なお考え」と痛烈に皮肉った。観光客全体のうち市内に宿泊するのはわずか1割にすぎず、徴税効果がさほど見込めない上、観光投資の大半を担っているのは他ならぬ県であるという自負が発言の裏にはある。