混血60匹抹殺の富津でまた混血発生のおそれ 台風で動物園から猿逃げ出す
台風被害でサルの交雑懸念 富津
9月の台風15号で、千葉県富津市の動物園では柵が倒れるなどして飼育しているニホンザルが外部に出られる状態が続いています。この動物園では、おととし、周囲に生息する特定外来生物のアカゲザルとの交雑で生まれたサルを処分したことがあり、対応に頭を悩ませています。富津市が運営する「高宕山自然動物園」では、台風15号でニホンザルの柵が倒れるなどして飼育していたおよそ100匹が外部と自由に行き来できる状態になりました。