【台湾総統選】蔡英文総統、野党国民党候補と一騎打ち 中国と距離を置く蔡氏がリード 香港デモが追い風に
来年1月11日の台湾総統選に、再選をめざす与党民進党の蔡英文(ツァイインウェン)総統(63)ら3人が立候補を届け出た。審査手続きを経て来月13日に告示されるのを前に、実質的な選挙戦が始まった。米国と中国の対立や、香港で激しさを増している抗議デモが、有権者の投票に影響しそうだ。届け出たのは、蔡氏のほか、2大政党の一翼を担う野党国民党の韓国瑜(ハンクオユイ)・高雄市長(62)と、小政党・親民党の宋楚瑜(ソンチューユイ)主席(77)。