【研究】スズメバチを殺さず大人しくさせるスプレー「スズメバチサラバ」開発/高知大教授
◆ ハチ殺さずにおとなしく スプレー開発、高知大教授スズメバチに刺される被害を減らそうと高知大教授らのベンチャー企業「KINP」(高知県南国市)が、ハチの活動を一時的に抑える忌避剤スプレー「スズメバチサラバ」を開発した。スズメバチは農業に害を及ぼす虫をかみ殺す。同社社長で高知大農林海洋科学部の金哲史教授(化学生態学)は「益虫であるハチを殺さずに、おとなしくさせられる」と説明、救急に携わる消防局、学校が購入するなど好評だ。