【長時間労働】「名ばかり事業主で過労死」…51歳男性の遺族、佐川急便に4500万円の賠償求め提訴 大阪
佐川急便(本社・京都市)から配送業務を請け負っていた大阪市の男性(当時51歳)が2009年に脳内出血で死亡したのは、長時間労働が原因だとして、遺族が同社に約4500万円の損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。亡くなる前の時間外労働は平均で月151時間に及んでいた。男性は個人事業主として業務委託契約を結んでいたが、遺族側は「実質的には会社の指揮下にあり、佐川には安全配慮義務があった」と主張している。