【五輪会場】205億円投じた有明体操競技場、木製の座席に観客ため息「お尻が痛い」「座布団があれば」責任者「木のぬくもりを感じて」
東京五輪・パラリンピックに向けて新設された有明体操競技場(東京都江東区)が28日に開幕したトランポリン世界選手権でこけら落としとなった。五輪の新設会場としては最多の木材が使われているのが特徴で、観客には「木のぬくもり」が好評な半面、座席の硬さから「お尻が痛くなる」とのため息も漏れる。世界トップ選手の演技の熱気が伝わる観客席で、マフラーをお尻の下に敷いて観戦していたのは、近くから夫婦で訪れた松田和郎さん(72)。