【社会】児童虐待、15年で6倍 防止法で顕在化―犯罪白書
法務省は29日、犯罪白書の2019年版を公表した。18年の児童虐待関連の検挙人数は、5年連続増の1419人で過去最多。記録が残る中で最も古い03年は242人で、15年で約6倍に増えた。<下へ続く>児童虐待を罪名別にみると、03年は多い順に傷害=致死含む=98人(40.5%)、殺人85人(35.1%)、保護責任者遺棄20人(8.3%)だったのに対し、18年は傷害=同=591人(41.6%)、暴行457人(32.2%)、強制わいせつ101人(7.1%)。