【鉄道】廃止も選択肢に? 赤字にあえぐ滋賀県の近江鉄道…再生へ向けた法律に基づく協議会がスタート
滋賀県は12月4日、近江鉄道の今後のあり方を検討する法定協議会を11月5日に設置したことを明らかにした。近江鉄道は、米原~貴生川間47.7kmの本線、八日市~近江八幡間9.3kmの八日市線、高宮~多賀大社前間2.5kmの多賀線からなる、計59.5kmの路線網を持つ地方私鉄。明治時代の1896年に設立された歴史のある鉄道だが、近年は鉄道部門の業績不振に苦しんでおり、1994年度以降、赤字経営が続いた結果、営業損失は44億円を超えているという。