死因不明だった遺体の精密検査してみたら7年分だけで通常の処方量より多い中毒域や致死域の毒薬物検出事例122件 犯罪性無しと長崎県警
死因不明 多くの遺体から毒薬物
長崎県警察本部と長崎大学法医学教室が、死因がはっきりわからない遺体について、毒薬物の精密検査を行った結果、平成22年以降の7年間で中毒域以上の濃度の毒薬物が検出された事例が、122件にのぼることが分かりました。警察による当初の捜査では、ほとんどのケースで毒薬物の関与が疑われておらず、長崎大学法医学教室は、死因の究明に向けた体制の強化を図る必要があるとしています。