【中国】中国人の「モラル向上」がすごい、偽物売りも駆逐される上海の今 ★2
中国最大の都市・上海であっても、マナーは悪く、ニセモノ商品がそこら中で売られている――そんな印象はもう昔の話だ。今の上海は公共マナーが中間層にも浸透し、ニセモノ商品には他ならぬ中国人自身が厳しい目を向けるようになった。(ジャーナリスト 姫田小夏)一昔前の上海は
「危険地手当」がついた
「駐在していた上海では毎日が戦闘でした」――こう語るのは、2000年代初頭に、勤務する会社が展開するキャラクターのライセンス事業で中国に派遣された大内真奈美さん(仮名)だ。