【インド】初の新幹線計画に暗雲 地元反対やコストで日本勢が「及び腰」…安倍首相とモディ首相が合意、総事業費1兆8千億円
インド初の高速鉄道計画に採用が決まっている日本の新幹線方式の事業化に、暗雲が立ちこめている。反対運動で土地収用が難航。車両システムの受注が有力視される日立製作所や川崎重工業は、インドが現地生産にこだわる中、採算性を危ぶむ。こうした状況に、傘下の日本コンサルタンツ(JIC)が設計支援などで協力するJR東日本は「及び腰」になっており、官邸主導のインフラ輸出は戦略の見直しを迫られている。