【フェミニストの見方】日本の男性はかつて痴漢を娯楽にしていたが、現在は冤罪被害者としてこれまでの加害をなかったことにしている
◆ 痴漢問題はなぜ「冤罪被害」ばかり語られるのか
痴漢に遭う女性が後を絶たない一方で、メディアは冤罪被害ばかりを取り上げる。なぜなのか。龍谷大学犯罪学研究センターの牧野雅子氏は「日本の男性メディアが1990年代までは痴漢を『娯楽』として楽しんでおきながら、現在は『冤罪被害者』としての男性像を強調してこれまでの『加害』をなかったことにしている」という――。
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◆ 痴漢問題はなぜ「冤罪被害」ばかり語られるのか
痴漢に遭う女性が後を絶たない一方で、メディアは冤罪被害ばかりを取り上げる。なぜなのか。龍谷大学犯罪学研究センターの牧野雅子氏は「日本の男性メディアが1990年代までは痴漢を『娯楽』として楽しんでおきながら、現在は『冤罪被害者』としての男性像を強調してこれまでの『加害』をなかったことにしている」という――。
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