【大阪】処方箋を偽造し「バイアグラ」など詐取容疑、「自分で使った」62歳医師を追送検
処方箋を偽造し、勃起不全(ED)治療薬を薬局からだまし取ったとして、大阪府警が同府岸和田市の市立岸和田市民病院の医師、加藤元一容疑者(62)=収賄容疑で逮捕=を詐欺などの疑いで追送検していたことが、捜査関係者への取材で判明した。「薬は自分で使った」と容疑を認めているという。追送検の容疑は2016~19年、大阪、京都両府内の病院がED治療薬の処方を指示したように装った処方箋6通を偽造し、大阪市西成区の薬局に提出して「バイアグラ」など計23錠をだまし取ったとしている。