【社会】全国で進む議会のペーパーレス化 大阪府議会、タブレット導入で年間48万枚削減
大阪府議会は2020年2月の定例議会から、省資源やコスト削減のためペーパーレス化に取り組むことを決めた。タブレット端末を活用し、年間で16階建てマンションの高さに相当する約48万枚の紙が削減できる見込み。紙資料を好む声も根強いが、ペーパーレス化の取り組みは全国の議会でも広がりつつある。大阪を舞台にした25年大阪・関西万博は、国連が設定する「持続可能な開発目標」(SDGs)の目標年の5年前にあたり、環境保護も重要なテーマになることから、紙の削減に着手。