【川崎殺傷事件】自殺した岩崎隆一の家族は蒸発、被害者遺族は外出もできず
「ぶっ殺してやる」
2019年5月28日、長年引きこもりを続けていた岩崎隆一元容疑者(当時51)はそう叫びながら暴発したという。神奈川県川崎市の小田急線登戸駅前で、私立カリタス小学校のスクールバスで登校しようとする児童たちに、両手に包丁を持ち襲いかかった。同小6年の栗林華子ちゃん(享年11)と、同校に娘を通わせていた外務省職員の小山智史さんを殺害したほか、18人に重軽傷を負わせたが、犯人は直後にみずから首を切って自殺─。