【国際】NATO首脳、集団的自衛権発動の明言拒否-イランが対米報復の場合
Jens Stoltenberg事務総長
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は6日、NATO大使級臨時会合後に記者会見し、米軍によるイラン革命防衛隊司令官殺害の報復として同国が米国を狙い攻撃した場合、集団的自衛権を発動するかどうかについては明言を避けた。同事務総長はブリュッセルでの会見での質疑応答で、この件に関するいかなる発言も「緊張緩和に寄与しない」とした上で、「実際には逆効果となるだろう」と述べた。