【東京地検】逃亡6日前に“特別背任事件関与”示す証拠メール開示…ゴーン被告、逃亡を決断か
海外逃亡しているカルロス・ゴーン被告が、逃亡する6日前に、特別背任事件への自身の関与を示すメールが、証拠として弁護側に開示されていたことがわかった。ゴーン被告は、日産の資金をオマーンの販売代理店を通じて、実質的に自身が保有するレバノンの会社に還流させた特別背任などの罪で起訴されている。関係者によると、ゴーン被告が逃亡する6日前の2019年12月23日、裁判に向けた手続きの中で、ゴーン被告が会社関係者から資金還流の報告を受けることを示すメールなどが、多数、弁護側に開示されていたという。