【茨城】「日立にパンダ」、県が本腰 中国都市と姉妹関係構築へ
県が、かみね動物園(日立市)へのジャイアントパンダ受け入れを目指す活動を本格化させている。大井川和彦知事は9日の記者会見で、誘致への環境整備として、日立市と中国主要都市との間で姉妹都市の関係を結ぶ構想を明らかにした。仙台市や神戸市などライバルとなる自治体は多く、誘致合戦は熱を帯びそうだ。(永井大輔)県と日立市などは昨年6月に「いばらきパンダ誘致推進協議会」を設立し、会長の大井川知事や副会長の小川春樹日立市長らは11月に中国を訪問、窓口の中国国家林業草原局などに要望書を手渡した。