【千葉】パワハラ相談が増加 過去最多の労働紛争
千葉県内の企業で労使間のトラブルが増えている。千葉労働局の集計によると、2019年度上期(4~9月)の労働紛争に関する相談件数は4233件と前年同期に比べて1.8%増加。上期としては過去最多となった。特にパワハラをめぐる紛争が増えており、労働局は県内企業に防止対策の徹底を呼びかけていく方針だ。19年度上期に寄せられた労働紛争相談件数の内訳はパワハラを中心とした「いじめ・嫌がらせ」が全体の33.6%と最も多く、「解雇」(11.9%)や「労働条件の引き下げ」(11.6%)を大きく上回る。