【宇宙開発/医学】世界初。宇宙飛行士が、軌道上で血栓の治療を受ける
宇宙空間が人体に及ぼす「悪影響」のリストが、さらに長くなりそう。先日発表された最新の論文が、国際宇宙ステーション(ISS)滞在中の宇宙飛行士に、重症化する可能性のあった血栓ができていたという、宇宙初の事例について詳述しています。『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン』に掲載されたその論文によれば、ルーティンの一環として超音波検査が行なわれているNASA宇宙飛行士に「ある異常」が発見されたとき、その人は、6カ月間にわたるISSでのミッションの2カ月目だったとか。