【中国】政府当局、新ウイルス肺炎蔓延を隠蔽か…渡航者通じ世界中に拡大、SARSの悪夢再来も
中国中部の湖北省武漢市で、原因不明のウイルス性肺炎を発症した患者が相次いでみつかっているなか、地元当局は61歳の男性が死亡したと発表した。この肺炎が拡大した昨年12月以降、死者が出たことを認めるのは初めてだ。中国政府は国内では武漢以外で発症者がいないと発表しているが、すでに香港やマカオ、シンガポールでは出張や旅行で武漢を訪れた人の発症例が発表されているほか、韓国では中国人の女性観光客が発症し、ソウル市内の病院に隔離されている。