厚労省の「就職氷河期世代」中途採用に1900人が応募、5月に10人採用
厚生労働省は15日、バブル崩壊後の「就職氷河期世代」を対象にした中途採用に1934人の応募があったと発表した。今年5月に正規職員10人の採用を予定しており、競争率は約190倍の「狭き門」。2月2日に筆記試験、3月に面接試験を実施して合格者を決定する。勤務地は原則として東京・霞が関の本省になる。受験資格があるのは1970年4月2日~85年4月1日に生まれた人で、過去1年間に正規雇用で働いた実績がなく、かつ過去5年間に正規雇用の期間が通算1年以下が条件となる。