ウンカ駆除のため、より強い農薬普及へ・大分県
ウンカ駆除に有効 新農薬普及へ
去年、九州を中心に西日本で被害が相次いだ稲を枯らす害虫「トビイロウンカ」の対策として、大分県は、従来のものより持続性や殺虫力に優れた新たな農薬の本格的な普及に向けて、取り組むことになりました。「トビイロウンカ」は、茎から水分や栄養分を吸って稲を枯らす害虫です。去年、九州を中心に西日本で被害が相次ぎ、県内では日照不足や害虫などの被害で県農業共済組合が共済金の支払いを認めた水田のうち、ウンカによるものはおよそ60パーセントにのぼり過去最悪となりました。