【南海トラフ】「スロースリップ」 東海から四国沖合の海底で初確認 地震メカニズム解明へ
発生が懸念される南海トラフの巨大地震。東海から四国の陸地から遠く離れた海底で、プレートの境目がゆっくり動く「スロースリップ」という現象が起きているのを東京大学と海上保安庁が初めて捉えました。巨大地震との関連性が注目されている現象で、メカニズムの解明や防災対策につながるのか期待されます。今回、「スロースリップ」が確認されたのは、豊後水道沖や紀伊水道沖など合わせて7か所で、いずれも陸地から50キロ以上離れています。