【経済】上場企業の早期退職募集、前年の3倍に 最多は富士通の約3000人 一方、製造業はデータ解析領域での人員確保に躍起
東京商工リサーチは、2019年に早期退職を募集した上場企業は延べ36件で、2018年の3倍に上ったことを発表した。対象人数は1万1351人で、件数、人数共に過去5年間で最多だった。最も人数が多かったのは富士通の2850人。次いで、ルネサスエレクトロニクスの約1500人で、子会社の売却や事業の選択・集中を進める東芝が1410人、経営再建中のジャパンディスプレイの1200人だった。