【研究】車の排気ガスに含まれているナノ粒子が心筋梗塞を引き起こすことが判明
米イェール大学、ドイツ研究センターヘルムホルツ協会、アウグスブルク大学病院(ドイツ)からなる研究チームは、汚染した大気中のナノ粒子(超微粒子)が心筋梗塞を引き起こすことを明らかにした。医療系ニュースサービス「メディカル・エクスプレス(MedicalXpress)」が報じた。研究チームが、2005~2015年の間、アウグスブルク市で発症した非致死性心筋梗塞患者5898人のデータの分析を行ったところ、心臓発作の発生時刻が同市の大気汚染濃度が高くなった日のその時刻と一致していたことがわかった。