【新型肺炎】武漢市、流行初期にかん口令 「医師にできたのはマスク着用勧めることだけ」
中国の有力誌・中国新聞週刊は24日、新型コロナウイルスによる肺炎の感染者が拡大している湖北省武漢市で、肺炎の流行が始まった昨年末、市当局が事実の公表を抑えていたことを示唆する医師の証言を伝えた。武漢協和医院の医師が、同誌の取材に匿名で応じた。「流行が始まったばかりの時期、武漢市の方針は消極的だった」と指摘し、病院側から「許可を得ずに公共の場で感染状況を語ったり、メディアの取材を受けてはならない」と通知されていたと明らかにした。