【宇宙】2700年前の宇宙線増加、複数回の巨大太陽面爆発が原因の可能性 杉の年輪サンプルから分析
宇宙線が地球に到来したときに生成される元素を杉の年輪サンプルから分析した研究により、約2700年前に宇宙線量が増加した際の詳細が明らかにされた。複数回の超巨大太陽面爆発によって増加が引き起こされた可能性が示唆されている。【2020年1月27日 山形大学】
宇宙から地球に宇宙線が到来すると大気中の窒素や酸素などの元素と衝突し、宇宙線生成核種と呼ばれる炭素14やベリリウム10などの元素が生成される。