【福島第一原発・処理タンク問題】原発トリチウム水「海洋放出」か「大気放出」とりまとめへ
福島第一原発で増え続けるトリチウムを含む処理水の処分について、経済産業省は有識者会議を開いています。海に流すか、大気中に放出する案に絞り込んだ報告書をとりまとめる見通しです。福島第一原発では放射性物質トリチウムなどを含む処理水が増え続け、2022年の夏ごろには保管タンクが満杯となる見通しです。このため、これまで地下深くに流し込む「地層注入」や、「地下埋設」、電気分解した後に放出する「水素放出」など5つの案が検討されてきました。