【EU】ホーガン、対日輸出増をアピール 対米協議に身構え―EPA発効1年
日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)発効から1日で1年がたった。EUから日本への輸出額(昨年2~11月)は前年から6.6%増加。EUは自由貿易は「持続的な成長をもたらす」(ホーガン欧州委員)とアピールする一方、追加関税を脅しに譲歩を迫るトランプ米政権との摩擦解消に向けた貿易協議に身構える。欧州委員会によると、関税撤廃や削減対象となった品目の日本への輸出の伸びは、豚肉(12.6%)やワイン(17.3%)、バター(47%)、革製品(14%)などで目立つ。