【中央銀行】中国人民銀行、市場に日本円で18兆円余を投入へ 企業の支援か
中国の中央銀行「中国人民銀行」は3日、旧正月、春節の連休が明けるのにあわせて、金融市場に1兆2000億人民元、日本円で18兆円余りを投入すると発表しました。中国では新型のコロナウイルスの感染拡大の影響で、企業や商店の休業が長引き、資金繰りに行き詰まるケースが出ることも懸念されています。中国人民銀行としては大量の資金を市場に供給し、銀行が貸し出すことができる資金を増やすことで、企業の資金繰りを支援する狙いがあるとみられます。