【裁判】検体取違えで乳房の一部を切除され、右乳の機能をほぼ失ったと損害賠償求めた裁判で220万円支払命令 安い、と控訴へ・山形地裁
誤診断で乳房切除 県に賠償命令
4年前、県立中央病院で、別の女性の検体と取り違えられ、誤って乳がんと診断され、乳房の一部を切除する手術を受けた女性が、県に対して1400万円あまりの損害賠償を求めた裁判で、山形地方裁判所は、県に220万円の支払いを命じました。県立中央病院では4年前、乳がんの検査を受けた2人の女性患者の検体を取り違え、本来切り取る必要のなかったそれぞれの女性の乳房の一部を切除していたことが明らかになり、当時の病院長が謝罪しています。