【滋賀】琵琶湖に沈む7~14世紀前半の生活の痕跡 地震で水没?庶民の暮らし解明なるか
琵琶湖に沈む生活の痕跡 地震で水没?庶民の暮らし解明なるか
カメラを搭載した水中ロボットが、滋賀県米原市朝妻筑摩沖の琵琶湖底をゆっくりと進む。東西約800メートル範囲で、船上のモニターでポイントの目星をつけ、ダイバーが次々に潜った。濁って1・5メートル先を見るのがやっと。滋賀県立大の林博通教授(現名誉教授)の研究班が1998年から調査を続け、7~14世紀前半の土器や瓦、古墳の石室が崩落したとみられる石群などが見つかった。