【研究】T・レックスの近縁恐竜「死に神」 カナダで化石発見
ティラノサウルス・レックス(T・レックス、Tyrannosaurus rex)と近縁関係にある新種の恐竜を発見したとの研究結果が10日、発表された。この新種の恐竜は、約8000万年前に北米大陸の平原地帯を闊歩(かっぽ)していたという。ギリシャ語で「死に神」を意味する学名が与えられたこの恐竜(学名:Thanatotheristes degrootorum)は、北米北部でこれまでに発見されたティラノサウルス科の恐竜としては最古のものと考えられている。