【東京高裁】第3のビール訴訟、2審もサッポロ敗訴 酒税の返還認めず…国税庁「妥当な判決」
大手ビールメーカー「サッポロビール」のビール系飲料「極ZERO」が税率の低い「第3のビール」に当たるかどうかが争われた裁判で、2審の東京高等裁判所は、1審に続いて会社側の訴えを退け、国に納めた酒税の返還を認めませんでした。サッポロビールは、税率の低い第3のビールとして、7年前の平成25年に発売した極ZEROが、国税当局から第3のビールに当たらない可能性があると指摘され、115億円余りの酒税を自主的に納めました。