【新型コロナ】重症患者増加に備え 特殊装置「ECMO」での治療体制整備へ
新型コロナウイルスで重い肺炎になって酸素が取り込めなくなると、血液中に直接酸素を送り込む特殊な装置で治療を行うことになります。この治療には経験が豊富な医師の判断が必要とされるため、関連する学会は医療現場からの相談を24時間体制で受け付け、重症患者の増加に備えることになりました。新型コロナウイルスによる肺炎で炎症が肺全体に広がると酸素をとりこめなくなるため、血液中に直接酸素を送り込んで肺の機能を一時的に代行する「ECMO(エクモ)」という装置で治療を行います。