【ダイヤ改正】近鉄「鮮魚列車」来月運行終了へ 50年以上の歴史に幕 伊勢志摩→大阪
三重県の伊勢志摩地方の海でとれた鮮魚を行商人が大阪などに運び、「鮮魚列車」の名前で親しまれてきた近鉄の専用列車が、来月のダイヤ改正で運行を終えることになりました。運行を終了するのは、伊勢市の宇治山田駅と大阪上本町駅の間で、日曜と祝日を除く毎朝、運行されている鮮魚専用列車です。近鉄によりますと、この列車は鮮魚の行商人の組合の貸し切り列車として、昭和38年から早朝、伊勢志摩地方の漁港に水揚げされた鮮魚を大阪や奈良に運ぶ役割を担い、「鮮魚列車」の名前で親しまれてきました。