【経済】新型肺炎 「アジアの航空会社、損失3兆円」 リーマン以来の需要減 比較的短期間で需要が回復する想定での試算
国際航空運送協会(IATA)は二十日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)の感染拡大で、今年のアジア太平洋地域の旅客需要が当初の想定から13%落ち込むとの試算を発表した。同地域の航空各社は売り上げ減少で、二百七十八億ドル(約三兆一千億円)の損失を被る恐れがあるとした。IATAのドジュニアック事務局長は「二〇〇八年のリーマン・ショック以来の大規模な需要減少を引き起こす恐れがある」と指摘。