【東京地裁】助成金交付内定もピエール瀧氏の逮捕で不交付へ…「宮本から君へ」裁判、表現の不自由の危険性を訴え
映画「宮本から君へ」(真利子哲也監督)の製作会社スターサンズが、助成金交付内定後に下された不交付決定の行政処分の取り消しを求め文化庁所管の独立行政法人「日本芸術文化振興会」(芸文振)を訴えた裁判の第1回口頭弁論が25日、東京地裁で開かれた。芸文振は19年7月に送った助成金不交付決定通知書で、不交付の理由として麻薬取締法違反罪に問われ有罪が確定したピエール瀧の出演が「公益性の観点から適当ではない」とした。