【大津園児死傷事故】被告が控訴 1審で禁錮4年6月判決
大津市の滋賀県道交差点で2019年5月、車同士の衝突に巻き込まれた保育園児ら16人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)などの罪に問われた無職、新立(しんたて)文子被告(53)=同市一里山3=が、禁錮4年6月とした大津地裁の判決を不服として、大阪高裁に控訴した。26日付。新立被告は当初、起訴内容を認めていたが、19年12月の論告求刑公判後に民放テレビ局のインタビューで「不運が不運を生んだ事故」などと公判と食い違う発言をしていた。